2011 京都・祇園祭

058.gif今年も夏の風物詩 京都・祇園祭が始まりました

060.gif17日の山鉾巡行までに様々な行事がありますね

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◎祇園祭とは

 日本の三大祭の一つに挙げられる祇園祭は、毎年7月1日から31日までの1カ月間、京都市内の中心部や八坂神社(東山区)で行われる。クライマックスとなる山鉾巡行と神幸祭(いずれも17日)をはじめ、多彩な祭事が繰り広げられる。

◎祇園祭の由来と歴史

 平安時代前期の869(貞観11)年、京で疫病が流行した際、広大な庭園だった神泉苑(中京区)に、当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神(スサノオノミコトら)を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされる。
 応仁の乱(1467-77年)で祭りは途絶えたが、1500(明応9)年に町衆の手で再興された。以後、中国やペルシャ、ベルギーなどからもたらされたタペストリーなどを各山鉾に飾るようになった。これらの懸装品の豪華さゆえに、山鉾は「動く美術館」とも呼ばれる。江戸時代にも火災に見舞われたが、町衆の力によって祭りの伝統は現代まで守られている。現在、巡行に参加している鉾は9基、山は23基だ。

◎祇園祭のスケジュール

 毎年、各山鉾町では、7月1日の「吉符入り」で幕を開け、2日には山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が京都市役所で行われる。10日ごろから鉾建てが始まり、12日ごろには鉾の「曳初(ひきぞ)め」がある。15日の宵々山、16日の宵山を経て、17日は、祇園囃子(ばやし)にのって山鉾が京のメーンストリートを巡行。夕方には、八坂神社の祭神を乗せた3基のみこしが四条寺町の御旅所に向かう神幸祭があり、24日にはみこしが御旅所から神社に戻る還幸祭が行われる。

◎祇園祭の見どころ

 山鉾巡行まで=12日ごろの「曳初(ひきぞ)め」には、女性を含む一般市民も参加できる。16日の宵山までは、各山鉾町ではちょうちんの明かりに照らされた山や鉾が楽しめる。各山鉾では、病気除けとされるちまきや、学問成就や立身出世などのお守り(護符)を手に入れることもできる。
 山鉾巡行(17日)=午前9時、計32基の山鉾が四条烏丸付近を出発。四条通を東へ向かった後、河原町通を北上し、御池通を西進する。四条麩屋町では、長刀鉾稚児による「注連縄(しめなわ)切り」や、鉾が各交差点を曲がる際の「辻(つじ)回し」がハイライトとなる。

◎祇園祭のちまき

 祇園祭の「ちまき」は、厄除けのために各山鉾町で売られている。
 ちまきが厄除けの役割を担っているのは、八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中でもてなしてくれた蘇民将来に対し、お礼として「子孫に疫病を免れさせる」と約束し、その印として「茅(ち)の輪」を付けさせたのが始まりと言われる。その後、茅(ち)の輪」が変化して「ちまき」になったのでは-とされている。
授かったちまきは、家の門口につるしておき、翌年の祇園祭で新しいちまきと取り替えるまでの1年間、厄除け・災難除けとして重宝されている。
 祇園祭のちまきは、食べ物ではない。通常は、ササの葉をイ草で巻き、束にして作られる。しかし2006年には黒主山保存会が、祇園祭で初の「食べられるちまき」を販売。「食べられる」と勘違いする人もいることから発想を転換し、生ふでちまきを作り、話題になった。

◎各山鉾のお守り

 各山鉾では、お守りも販売されている。
 お守りのご利益は、山鉾の由来によってそれぞれ異なる。役行者山のお守りは、疫病よけや安産、交通安全をもたらす、という。鯉山は立身出世、浄妙山は勝ち守りとされる。
 浄妙山は、源平合戦のきっかけとなった、1180(治承4)年の宇治橋の戦いで奮闘した筒井浄妙坊明秀に由来するが、この合戦を機に源氏が立ち上がり、平家を打ち破ったことから、勝ち運を呼ぶ山と言われている。
 霰天神山では、京都が大火に見舞われた際、急に霰(あられ)が降って鎮火したが、霰とともに天神像が降りてきた-と伝えられることから、火よけや雷よけなどのご利益がある、とされる。

昨年の祇園祭のNEWS より
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 梅雨明けを告げる夏空が広がった17日、日本三大祭りの一つ、祇園祭の山鉾巡行が京都市中心部で繰り広げられた。今年はユネスコ無形文化遺産に登録されて初の巡行。絢爛豪華(けんらんごうか)な懸装(けそう)品をまとい、「動く美術館」と称される32基の山鉾が、祇園囃子(ぎおんばやし)を奏でながら、大勢の観衆の待つ都大路を進んだ。

 「エンヤラヤー」。午前9時すぎ、先頭を行く長刀鉾が音頭取りの掛け声を合図に、車輪をきしませて四条通烏丸を東へ出発した。四条麸屋町に差しかかると、稚児が太刀を振り下ろして、斎竹(いみたけ)に張られた注連縄(しめなわ)を切り、沿道から大きな歓声が沸き起こった。

 四条河原町や河原町御池の交差点では、10トンを超す鉾を90度方向転換する「辻回し」が行われた。車方が路面に青竹を敷いて水をまき、その上に車輪を載せて、豪快に滑らせていた。

 今年は土曜の巡行となり、昨年より約7万人多い約20万人(京都府警発表)が沿道に詰め掛けた。気温32・4度(午後1時現在)という暑さの中、目前を通り過ぎる山鉾の一基一基に目を凝らした。
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by madame-f | 2011-07-15 04:51 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

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