連続する太陽フレアとオーロラ

 1月下旬には太陽フレアが連続して発生し、地上の通信障害が懸念される活動期に入ったと見られている。一般の方により撮影された見事なオーロラを紹介。

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 数年の静穏期を経て、太陽が活動を開始した。1月下旬には太陽フレアが連続して発生し、放射線が地球に到達。これにより北半球各地の裏庭から見事なオーロラを観測できる夜が続いた。

 1月19日(米国時間)、比較的強力なフレアが発生し、放射された荷電粒子が22日に地球に到達した。だが、この太陽フレアは23日に爆発した大規模なフレアとは比較にならないものだった。23日には過去6年間で最大の太陽フレアが発生し、巨大で動きの速い太陽嵐が24日に地球に到達したのだ。

 そして27日にはフレアの等級において最大である「X」クラスの太陽フレアが発生した。この太陽フレアは地球の方角に噴射されなかったものの、こうした太陽放射は衛星に被害を与えたり、電波通信に障害をもたらす可能性がある。

 [米デルタ航空やユナイテッド航空は23日から24日にかけて、磁気嵐の影響を回避するため、北極近くを通る航空機のルート変更を行った。「太陽活動極大期と通信障害」に関する2000年の日本語版記事はこちら]

 太陽嵐にはこうした問題もあるが、一方で美しいオーロラが見える機会も増える。太陽嵐から降り注ぐ荷電粒子は地球の磁場の影響で極付近へと導かれ、地球の大気と反応することで、北極光あるいはオーロラとよばれる美しい色彩の流線模様が発生するのだ。

 冒頭の写真は、北ノルウェーのトロムスに近いグロトフォードで撮影された。以下の動画は、アラスカ州フェアバンクスで22日に撮影されたオーロラ。




TEXT BY Adam Mann
TRANSLATION BY ガリレオ -向井
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by madame-f | 2012-01-31 06:13 | お薦め | Trackback | Comments(0)