『きもの いわこう』 店主・狩谷秀子さん

ふだん使いのシンプル器を楽しむ
今年1月、田園調布に誕生した、『きもの いわこう』。
和のしゃれと粋を追求した小さな店を営む店主の狩谷秀子さんが、
日常にしっくりとなじむ和モダンの器を探しに

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「ここにゆっくりと来るのは本当に久しぶり」と、目を輝かせる狩谷秀子さん。“現代の生活にしっくりとなじむ和”という『J-PERIOD』のコンセプトは、彼女の店『いわこう』に通じると以前から感じていたそう。
「シンプルながら、それでいてしっかりとした個性が感じられる。いいものってこういうことなんだろうなと思います」。

器を選ぶまなざしには、器とその作者への愛と尊敬が見られる。
「選ぶときにはそれほど時間をかけないタイプです。着物もそうですが、どちらかというとむこうに“呼ばれる”んですね。たくさんのものが並んでいても、これ、というものは光って見えるんです」。

いいものを選び取る審美眼。狩谷さんは、その極意を“こだわること”だと話す。
「心地いいこと、楽しいと感じることをこだわり抜けば、自分にとって必要なものが見えてくる。そして、こちらのような趣味のいい場所に足を運べば、おのずとセンスは磨かれると思うのです」。

ご主人が長年着物の仕事をしていたものの、これまで着物を強く意識してこなかったという狩谷さんは、店のオープンを機に、日本の美、和の良さを再確認している。
「先日、お茶のお稽古で雨降りの席入りの練習をしたのですが、そのとき、露地傘を扱う先生の所作の美しさといったら…。何げない仕草にも、品と優雅さが満ち溢れていたのです。日本の美しさは、心・技・体すべてが備わってこそのものであると、改めて実感させられました」。

「いわこうのコンセプトでもあるシンプル&シックというのは、今の30、40代の方が着物を着たいというときには、一番入りやすいのではないかと思います。どこか都会的で現代的。でも、実はそれこそが日本の伝統的な美しさではないかと思うのです。足し算ではなく、引き算の美しさ。余分なものを削ぎ落としたところにある様式美。今、日本中で和の良さが見直されつつありますが、私にとっては必然とも思えるものです」。

「長く受け継がれてきたものには必ず意味があり、先人の思いがあります。それを、着物を通して現代の私たちの暮らしにマッチングさせていくこと、それが私の仕事だと考えております



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狩谷秀子●かりや ひでこ 
『きもの いわこう』店主。26歳で『東京ますいわ屋』若主人の旦那様と結婚、家庭に入り2人の男の子を育て上げる。2007年、「自分のセンスを生かした仕事を」と着物の世界へ。かねてより念願だったショップ、いわこうを今年1月にオープン。サロン風の気軽な雰囲気と、これまでの呉服店にはない洗練されたコーディネートで、多くの女性の支持を集めている。

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和の心に真心を込めて『きもの いわこう』
田園調布の駅から住宅地を抜けた場所に位置する『きもの いわこう』。着物をはじめ、漆や陶器などの和小物やフラワーアレンジメント“野の花”など、狩谷さんが選んだ趣味のものがそろう。プリザーブドフラワーのバラの花を見本に仕立てる色無地やおあつらえ、悉皆(しっかい)も充実。お手入れ永久無料のガード加工や着付け無料サービスも展開。


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きもの いわこう
東京都大田区田園調布2-48-12
TEL: 03-6303-1050
営業:11:00〜19:00
定休日:日曜不定休
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by madame-f | 2008-08-24 07:32 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

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